中国銀行の説明

中国銀行 (香港)、【 Bank of China (Hong Kong) Limited)】、中国語名は中国語: 中國銀行(香港)有限公司。略称はBOCHK。以前の名称は中国銀行香港分行という銀行でした。
香港での総資産および預金量で第2位の商業銀行であり、2001年に中国銀行の香港法人だった12社の系列子会社と合併し、現在の名称となりました。
母体である銀行として中国本土の中国銀行が存在しますが、法的にも別組織であり、2002年には香港証券取引所に上場している。最も経営上では親密な部分も残っており、特に保険や証券業分野では提携関係が深いです。

個人の預金を受け入れ企業に融資するという業務を主軸としておりましたが、金利収入依存から脱却するために消費者金融やプライベートバンキングにも参入し、サービスの幅を広げていっています。また損害保険、生命保険や年金運用も取り扱っています。

中国人による香港への個人旅行開放後以降に、香港金融管理局と中国人民銀行は、中国本土住民が香港で銀聯やクレジットカードを利用可能とする覚書に調印しました。これにより人民元の決済を香港で行う必要が出てきたため、中国本土の通貨である人民元を取り扱う機関が香港に必要となり、人民元決済行として中銀香港が選定されました。人民銀行が決済業務を外部に認可するのは初の事例であり、人民銀行の香港における総代理人という役回りを受持っているといえます。